息子の体調は深刻なものではなく、呼び出しが来た当日の午後には
すっかり元気になり、食欲も旺盛でした。
次の日の朝も保育園に行く気マンマン!
・・・ということで、私も心置きなく、京都へと向かったのです。
京都行きの目的は、定期点検してもらっている車をとりにいくことと、
京都の有名老舗茶筒屋さんにお伺いすること、
そして、陶器の作家さんを紹介してもらうために、
白川通のカフェに行くことでした。
まずは茶筒専門店の「開化堂」さんへ。
御存知の方も多いのではないでしょうか?
金属のシンプルな茶筒は湿気を遮り、お茶はもちろん、紅茶、コーヒーなどを
フレッシュなまま、美味しく保ってくれます。
主人が、開化堂さんの若旦那さんと出会うきっかけがあり、
茶筒を使わせてもらったところ、その美しさと、機能性にホレてしまいました。
そして、年月を経ていくと、その茶筒がいい色に変化していくのです。
きれいに変化させるには、手でよくなでるとか、濡れたらすぐに拭き取るとか、
手間がかかりますが、職人さんが作り上げたモノを、自分の手で、大事に
育てていく、そんな感覚も素敵ですよね。
うち(中川木工芸)の桶にも通じるものかな。
来月くらいから草庭でも取り扱わせていただく予定です。
銅の茶筒を買い足してしまいました。
食卓に出しておいても、素敵なデザインです。
開化堂さんをあとにして、次は白川通りの「
そうげんカフェ」へ。
草庭オープン前にお邪魔したとき、こちらで使っている器の作家さんを
ご紹介していただくお話をしたのですが、その後、私がなかなか
お伺いすることができずにいたのです。
念願かなっての来店。
ランチ時の忙しい時間にも関わらず、穏やかに対応してくれたオーナーさん。
そうげんカフェは、私が滋賀に引っ越すまで勤めていたカフェの目と鼻の先。
主人が勤めていた美大のまん前にあるので、よく前を通っていました。
その頃は確か、80年代風の看板を掲げ、シャッターが降りたままの状態の
建物だったような・・・?
それが、オーナーさん自らが手を入れて、劇的ビフォーアフター。
白い壁と濃いブラウンの木の床、オーナーさんの人柄そのもの、
穏やかで、落ち着いた空間になっています。
陶器の作家さんも近々、ご紹介できたらいいなぁ。
ひき肉と蕪のカレーも、とても美味しかったですよ。
丸3日お世話になった代車ともお別れして、ピカピカにしてもらった
愛車で帰ってきました。
代車はしっかりスタッドレスタイヤをはいていたのですが、
聞くと、やはり、「雪国」に住んでいるお客のために、用意しているとのこと・・・
確かに峠はスタッドレスでないと、越えられないほどの雪でした。
さて、新しい作家さんもご紹介したいし、サブロウさんの個展、
そして「かんじる比良」とイベントも続くし、がんばろう!
確定申告もね。
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