3がにちも過ぎて、このタイトルもないですが・・・
年末にNHK「きょうの料理」で辰巳芳子さんという上品な御年配の先生が、
「お正月は豪華なものを食べるのではなく、自分たちで心を込めて作ったものを、
その謂れをかみしめながら、静かに祝うのがいいのです」
というようなことを仰っていて、影響の受けやすい私は妙に納得。
辰巳先生のお煮しめなどは、気が遠くなるほど時間、というか日にちがかかるので断念しましたが、
「これだけは!」と言っていた「黒豆」「田作り」「数の子」にチャレンジ。
結局、数の子はいいのが手に入らず、これまた断念。
黒豆は毎年我流で煮てましたが、田作りは初めて。
辰巳先生の教えの通り、ワタ部分を1匹1匹丁寧に取り除くと、苦味のない、
香ばしくて、美味しい田作りができました。
毎年、出来合いを買ってましたが、どうも、あの苦味が好きになれなかったのです。
でも、辰巳レシピで作ってみたら、苦味もなく、甘みもほどよく、子どもたちもよく食べてました。
ワタを取るのが面倒かと思っていたけど、ナイフとごまめをテーブルに置いておいたら、
ダンナがいつの間にかしてくれていました。
やはり、刃物を見ると、使いたくなるようです。(←木工家なので)
お雑煮は実家の母が関東の人間なので、おすましの関東風。
ダンナはずっと京都雑煮だったので、京風も作りますが、
今年は糸鰹を買うのを忘れていたので、まだ作っていません。
今月中には作りたいなぁ。(笑)
滋賀のお雑煮は味噌仕立てと聞いたけど、どんなのかな?
PR