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11日の日曜日に草庭でワークショップをしていただく、
和ろうそくの大與(だいよ)さんへ行ってきました。

和ろうそくって、手作りで、灯芯が紐ではなくて…
それくらいの認識しかない方が多いと思いますが、
(ちがう?無知なのは私だけ?)
その小さなろうそくの灯りには先人の知恵がギュッと詰まっていたのです。

まず、素材です。
灯芯となるものは、和紙にイグサの仲間である植物を丁寧に巻きつけたものです。
この灯芯を作るのに、長めの棒の先に和紙をクルリと巻き、その上からイグサを巻き付けます。

工程上、この長めの棒が必要な訳で、
ろうそくが出来上がると、この棒は抜かれます。
ということは、和ろうそくは中空になっているということなんですね。



これが和ろうそくの灯芯。
灯芯一つにも、こんなに手がかかっていたなんて。





そして、この灯芯に手作業でロウをかけて、乾かし、乾いたら、またロウをかけて・・・を繰り返して作って行きます。
バウムクーヘンのようですね。



層になっているのがわかりますか?



大與さんで使っているロウは、櫨(はぜ)という木の実から取れるハゼロウと、
お米の糠(ぬか)から取れるヌカロウだそうです。

ハゼロウは融点が低いため、素手で融けたロウを触っても大丈夫。
お風呂くらいの温度です。

ヌカロウは融点が高いため、型にロウを流してろうそくを作ります。


ワークショップでは、ハゼロウを使い、手でロウをかけていく行程を体験できます。
(薄手のビニール手袋もご用意してます)


火は危ないもので、子どもから遠ざけておきたい気持ちもわかるけれど、
ろうそくの炎を見つめる穏やかな時間や空間が豊かな心を育てるお役に立てるのでは。
という大與の大西くんの言葉が印象的でした。

毎日、日常的に使うのは無理だとしても、
ろうそくの灯りでご飯を食べる、
お茶を飲む、お酒を飲む、絵本を読みきかせする、音楽を聴く・・・
小さな炎から大きな悦びが生まれそうな、そんな気持ちで大與さんをあとにしました。

和ろうそく作りのワークショップ
11月11日(日) 11:00~ 14:00~
和ろうそくを2本作ります
参加費お一人¥2000

ご予約、お問い合わせはお気軽に。


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草庭

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滋賀県は湖西で器などを扱うお店をしております。
お店は中川木工芸比良工房という桶工房に併設しており、一声掛けていただければ、工房の見学もできます。

このブログでは商品の入荷情報やイベント情報、そしてここ比良の美しい自然をご紹介します。

 

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