先々週はとても暖かい日が続き、穏やかな春の日差しが気持ちよかったのに、
先週は冷たい雨や風が吹き、また冬に逆戻り?
3日ほど前の朝、バラバラバラッ!とすごい音をたてて降ってきたのは、雹(ひょう)?
あられ?
当たったら痛そうです。
草庭は窓辺に新しく棚を作り、少し雰囲気が変わりました。
落合芝地さんの木工品に、河合正光さんの磁器など、新入荷品、そして、
先週は北欧・フィンランドから素敵なモノが届きました。
作家さんの素敵な作品を、この狭い狭いスペースで、いかに素敵に見せられるか、
いつも頭を悩ませています。
さて、話はフィンランドからの小物たちに戻ります。
こちらは家具職人カリさんのななかまどの箱。(@31500)
北欧らしい究極のシンプル。
主人は、日本とは木の使い方(木目の向きなど)の違いにしきりに感心していました。
日本では、ななかまどは赤や橙色の実をつける細い木を思い出しますが、フィンランドでは、
こんな箱が作れるほど、太い木に育つそうです。
カリさんが主宰する家具工房ニカリの子供用椅子。
(座面の高さ28.5センチ・写真右@52500)
地元フィンランドでは学校や幼稚園、教会などで使われているそうです。
うちでも、5歳の娘用に一ついただきましたが、作りがしっかり、
白樺材の木肌はしっとりなめらか・・・
娘も触ってはうっとりしていました。
足の裏にはフェルトが貼ってあり、床へのあたりも軟らかです。
3才の弟(身長93センチ)と取り合いになりましたが、3歳児には少し座面が高い様子。
身長115センチの娘にはちょうどいい感じです。
このかわいいcubeの車は・・・・
オーク(樫)でできたジュエリーケースです。
本当にコロコロ・・・・と動く、遊び心ある作品は、トゥーリア・ペンティラさんという
女性木工作家さんが作られました。
タイヤがついていないもの、ネックレスを収納できる、長~いタイプなど、色々な形が
あります。(@3,780~19,530)
こちらはフェルト作家のティーナ・マキさんのブローチ。
周りのトゲトゲの部分、見覚えある方もいらっしゃるのでは?
そうです。パソコンの部品です。
彼女は廃棄されたパソコンを解体する作業所で働いていて、
そこからこのようにアクセサリーに使えそうなものを買い取ってきて、
フェルトと組み合わせてアクセサリーを制作しているそうです。
フェルトとパソコンの基盤(?)。
この異素材の組み合わせ!
でも、とてもおしゃれですよね。
着物好きな友人は「帯留めにしたら粋だね」と言ってました。
¥2000~3000代とお手ごろ価格も魅力です。
いずれも1点もの。
ご興味のある方はお早めにどうぞ。
これら、フィンランドの品々は草庭の近所にアトリエ兼住居を構えられるフェルト作家、
坂田ルツ子さんのご厚意で草庭にやってきました。
坂田さんの作品もご紹介したいのですが・・・・
フィンランドでの大きな個展などを控えていらっしゃるので、
今年の秋冬以降に・・・・ご紹介できたら嬉しいです。
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