もう、先々週の土曜日のことになりますが、草庭となりの
中川木工芸比良工房にて、竹箸つくりのワークショップがありました。
参加者は、作ったお箸をお互い交換し合って使います!という仲良しご夫婦さんと、
娘の保育園の同級生ママ、Oさん。
まずはナタで竹を割って・・・・
しかし、ナタって普段の生活では使わないし、あの重みと、厚み・・・
女性には怖いんですよね・・・・
おそるおそる、ナタで竹を割ります。
順番を待つ隣の女性もドキドキ・・・?!
実は私は以前、竹材会社にいたこともあり、竹をナタで割るのには
慣れています。
でも、やっぱり最初は怖かった。
一度、すこーんと自分の左手を割りそうになったこともありましたっけ。
(実際は割っていません、骨でとまりました。その傷は今でもうっすら残っています)
そのあとは、カンナで箸らしく、先細りに削っていき、ペーパーで仕上げるだけ。
というと簡単そうですが、カンナも日常生活には登場しませんよね。
女性二人が、カンナの扱いに四苦八苦している横で、ご主人は涼しい顔で
シャー!シャー!といい音たてて削り上げていきます。
すごい!
しばらくすると、みなさんカンナに慣れて、職人さんが3人並んでいるようでした。
ご主人は3膳、女性お二人はそれぞれ2膳ずつ仕上げました。
ママさんはちょっと失敗してしまい、短く補正。
1膳は5歳の娘さん用に作り直しました。
ほんの2時間ほどですが、なにかに熱中する時間って、いいですね。
みなさん、いい笑顔で帰っていただくことができました。
お疲れ様でした。
で、その後、教える気分が盛り上がっていた主人は、私と子どもたちを集め、
家族内講習を始めました。
いつも見ているからか、カンナの持ち方がなかなかサマになってます。
先生の指導を受けながら・・・・
できました。
3歳の息子は疲れたのでしょう。カンナ屑にまみれて、寝てしまいました。
私は竹の"そり"を熱で直しています。
娘は自分で削ったお箸を喜んで使っていましたが・・・
普段、パパが削った細身の箸を使っているせいか、自分の削った太目の箸は使いにくいようで、
「パパの作ったお箸のほうがいい・・・・」と、やはりいつもの箸に。
あはは。
納得のいく箸が作れるまでには、修行が必要なようです。
Oさんが作って持って来てくれた、ガトーショコラ。
みんなで美味しくいただきました。
O さんのブログでも、この日のワークショップを紹介してくれてます。
ご覧くださいね。
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