彼は今、味噌を作っています。
まずは第一段階。
柔らかく茹でた大豆をトントン・・・つぶして。
つぶした大豆と、塩と米麹を混ぜたもの、種味噌をよく混ぜます。
種味噌(いわゆる普通のお味噌)を混ぜて作るのは初めて。
種味噌を混ぜた方が美味しい。と聞いたけれど、はてさて。
いずれにしても、夏を越してからではないと、わかりません。
種味噌は実家の母が昨年仕込んだ味噌を使いました。
子どもたちは、あごだしに、このお味噌で作ったお味噌汁が大好きなので。
彼はもちろん!粘土遊びをしたがります。
小さなボールに小分けして、好きに混ぜ混ぜしてもらいます。
熱湯&焼酎消毒した杉樽に味噌ダネを詰めていきます。
ハンバーグを作るときのように、空気を抜きながら丸めて、それを叩きつけるように
樽に・・・
彼の手では小さすぎるので、ここでは応援にまわってもらいます。
「おいしくなーれ♪ おいしくなーれ♪」
私の横で、歌い踊っています。
熱で寝込んでいるはずの娘も起きてきて、歌声はさらに大きく・・・・
「おいしいお味噌になーれ♪ おいしいお味噌汁になーれ♪ 」
モーツァルトを聴かせて発酵したパンが美味しいとか、
聞いたことがありますが、こんなかわいい応援歌はいかがでしょう?
さて、樽に詰めたら、塩と焼酎を振りかけて、雑菌からガード。
(とは言っても、これまでの過程で、雑菌はたくさん侵入してそうですが)
重石をして、涼しいところに安置しておきます。
秋には美味しいお味噌になっているでしょうか?
いえいえ、贅沢は言いません。
カビだらけにならず、食べられるお味噌になってくれれば。
PR