映画を見に行きました。
映画館で映画を見るのはポニョ以来・・・?
それはさておき、「
未来の食卓」は南フランスの小さな村が
学校給食をすべてオーガニックの食材でまかなうことを
決め、それによって、保護者、生産者、そして、
未来をになう子どもたちの意識も変わっていく・・・
という実話をもとにしたドキュメンタリー映画です。
ヨーロッパでは毎年10万人の子どもが
環境が原因の病気で亡くなっている・・・など、
本編の合間合間に提示されるデータ。
そのショッキングな内容に「なんとかしなくては!」
という切羽詰った気分になりました。
そのような数値ももちろん大事だけど、
子どもたちの「オーガニックの方がいい」
「だって美味しいから」
というストレートな意見が、
すべてを物語っているような気がします。
一緒に行った友人は無農薬有機栽培の農作物も作っていて
その大変さをよく知っている。
簡単に変えられるものではないけれど、
まずは自分でできる小さなことから始めよう。
(久しぶりに)考えさせられた一夜でした。
それにしても、フランスの給食の時間のステキなこと。
大皿に盛られたコース料理になっていて、
子どもたちは運ばれてきたお皿から好きなだけ
自分のお皿に取り分けて、賑やかに
食事を楽しんでいました。
コックコートの調理師さんが
「パスタはどう?」
「サラダのおかわりは?」
「あれ○○、人参残してる。半分でも食べないとデザートはないよ」
と子どもたちのテーブルをこまめに見て回る姿は
まるでお母さんのようでした。
PR